テニスセルフジャッジ超解説

日本テニス協会公認審判員がルールを解説してきます。

96 クレーコートで試合の方必見

本日はクレーコートで試合をする方必見の内容です。

必須の知識:BMI

BMIとは、ボールマークインスペクションの略です。簡単に述べると、コートに残ったボールの跡を確認できるシステムのことです。

 

プロの試合ではよくある光景

プロの試合ではクレーコートのBMIでよくみられる光景で、よくトラブルも起こります。

 

フェデラー激怒


Angry Federer vs Umpires

審判のミス


Rafael Nadal vs David Goffin - 2017 Monte Carlo - Erreur horrible de l'arbitre

 

セルフジャッジでも使用可能

セルフジャッジの試合でもクレーコートであれば、BMIは使用可能です。つまり、相手コートまでボールマークの確認しに行くことが可能です。

 

ボールの跡がインかアウトか微妙な場合

ボールマークがギリギリラインにかかっているのか微妙な場合、ロービングが判定します。 

A「アウト」

BがBMIでA側のコートに確認に行く。

B「これはラインにかかっているからインだろ!」

A「よく見ろよ!アウトだろ!」

 

このように判定が食い違った場合はロービングが判定します。

 

互いに主張するボールマークが違う場合

最初の判定が採用されます。

A「アウト」

BがBMIのために、A側のコートまで確認に行く。

B「このラインにかかっているボールマークの方が正しい!」

A「それは違う!こっちのアウトの方が正しい!」

 

このように互いに主張するボールマークが食い違う場合、最初の判定が採用されます。このケースの場合は最初にアウト判定をしたAの判定が採用されます。

 

オムニコートやハードコートの場合

BMIはできません。砂の多いオムニコートであれば、ボールマークは確実に残りますが、それでもできません。オムニやハードでBMIを行ったらコードバイオレーションになります。

 

バナークリックのお願い

⇓良ければバナーのクリックお願いします!

実はバナーをクリックするだけでブログの順位があがるのです。笑 


テニスランキング

次回:トイレットブレーク:改正編

aaatennisrule.hatenadiary.jp

おすすめ記事 

aaatennisrule.hatenadiary.jp

aaatennisrule.hatenadiary.jp

aaatennisrule.hatenadiary.jp

THANK YOU FOR READING.

⇓⇓是非読者登録、またはSNSでの拡散お願いします。

にほんブログ村 テニスブログへ
にほんブログ村