度々当ブログで述べていることを改めてはっきりと伝えさせてもらいます。
改めて伝えたいこと
【キレイ事よりもルールの理解】
相手のイカサマジャッジに対してよくある主張は下記の通りです。
・相手がイモっても自分は絶対イモらない
※イモる…インをアウトと判定する
・正々堂々
・迷ったら相手に有利な判定をする
・抗議はしない
・相手を判定を尊重する
・勝敗よりも人間性
この考えの方々は人として素晴らしいですが、セルフジャッジ方式の試合においては
圧倒的に不利です。
なぜなら、セルフジャッジはイモった方がポイントを得する仕組みになっています。そのため、正論や綺麗事などの考え方だけで対抗しても負けてしまうのです。
セルフジャッジの教育
✖「相手にイモられたらイモり返せ!」
→イモり返すと相手も更にイモるのでキリがありません。また、テニス界は狭いので、イモると自分の悪い噂がすぐに広まります。
▲「相手がイモっても自分は絶対にイモるな!」
→大人がジュニア選手に対して、セルフジャッジの教育でよく使う言葉です。この意識は人として素晴らしいです。しかし、これだけではイモった方が得をして、真面目な方が損をするだけです。そのため、この意識は非常に大切なことですが、植え付けることは難しいと感じています。
▲ラインの内側に打て
イモるやつはライン内側のボールもイモるのでほぼ無意味。
〇「相手がイモってきたらルールで対抗しろ!」
→当ブログではこちらを推奨しています。詳しい方法は下記の記事で述べていますが、イモってくる相手に対して使えるルールは使うべきです。⇓⇓⇓
最後に:頼れるのは結局自分
セルフジャッジの試合中にトラブルが発生したら、私のようなロービングが仲裁に入ることはあります。しかし、4~6面をロービング1人で担当することが多いので、対応には限界があります。そのため、「自分の身は自分で守る」ということを忘れないでほしいです。
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次回:最新のルール改正を解説
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