テニスセルフジャッジ超解説

日本テニス協会公認審判員がルールを解説してきます。

70 シューゾー・マツオカルール

名前からわかる通り、元プロテニス選手の松岡修造氏からつけられたルールについて解説します!

どんなルール?

試合中に筋ケイレンの治療が受けられるルールです。シューゾー・マツオカルールが設立される以前は、筋ケイレンでのメディカルタイムアウトが一切認められていませんでした。

 

解説①なぜこの名前?

名前からわかる通り、松岡修造氏がきっかけで作られたルールだからです。具体的に、1995年全米オープン1回戦での試合中に松岡修造氏は筋ケイレンを起こし、動けないほどコート内で倒れこんでしまいました。しかし、当時のルールでは筋ケイレンでメディカルタイムアウトは認められておらず、そのまま誰も助けることができずに松岡修造氏は2分間もコート内でずっと倒れたままだったのです。 

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解説②世界中に反響

松岡修造氏がコート内でケイレンに苦しみながらも誰も助けられない姿は、世界中に放送されていたことから話題となり、

「かわいそう」

「治療を認めるべきだ」

などの声が上がったため、シューゾー・マツオカルールが設立されたのです。

 

解説③シューゾ・マツオカルールの盲点

 

筋ケイレンでの治療は認められたものの、筋ケイレンの定義は選手判断でした。そのため、選手が「足がケイレンした」と言えば、筋ケイレンが起こったことになったのです。

 

解説④悪用化からの廃止

シューゾー・マツオカルールは2010年に廃止されました。なぜなら、ケイレンを起こしていない選手が休憩や悪い流れから間を取るために利用するなどの悪用が多発したからです。

 

解説⑤新ルール

筋ケイレンで治療を受けたい場合はチェンジコートやセット間までのポイントを全て捨てる代わりに、治療が受けられるルールに変更されました。

⇓⇓このルールに関しては、下記の記事で解説しています。

aaatennisrule.hatenadiary.jp

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