69 ミックスダブルスのルールと暗黙の了解 - テニスセルフジャッジ超解説

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本日はミックスダブルスに関するルールです。ミックスダブルスの大会に出ている方なら常識かもしれませんが、解説します！

40－40（ノーアド）の場合
次回：シューゾー・マツオカルール

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40－40（ノーアド）の場合

ミックスダブルスで40－40（ノーアド）になった場合、サーバーと同性のレシーバーがレシーブを行います。

解説①同性がレシーブ

例：40－40（ノーアド）

・男性がサーバーの場合

→男性がレシーブ

・女性がサーバーの場合

→女性がレシーブ

解説②ルール

これはJTAルールで定められている内容となります。時々、マナーや暗黙の了解として認識されている方がいますが、ミックスダブルスの40－40（ノーアド）でサーバーと同性の方がレシーブするのは正式なルールとなります。

解説③3セットマッチの場合

ダブルスで3セットマッチの場合、セットが終わったら次のセットからサーブの順番、レシーブサイドはリセットされます。サーブの順番に関しては、ミックスダブルスなら特に活かせる知識なので覚えておいて損はないです。

aaatennisrule.hatenadiary.jp

解説④暗黙の了解

一般のミックスダブルス大会では、「男性が女性に対してハードヒットしてはいけない」という暗黙の了解が存在しているように感じます。もちろん、そのようなことはルールで明記されていません。

解説⑤読者様からの質問：女性へのハードヒット

・ミックスダブルスで女性にバコるのはテニスという紳士的スポーツにおいて問題はないか。

ドライブボレーマン様からの質問です。

ミックスダブルスの大会という面から個人的な意見を述べると、問題ありません。なぜなら、テニスが紳士のスポーツというのは昔の話だからです。具体的に、イギリスの貴族が紳士的な服装でテニスを楽しんでいたことから、「テニス＝紳士のスポーツ」と言われています（諸説有）。しかし、今のテニスはコートに立てば、勝つか負けるかの戦いです。「男性が女性にバコる＝紳士ではない」という主張はポイントを失った側の言い訳に過ぎません。

※ちなみに私は女性にハードヒットしません。

※ルール的には問題ありませんが、印象の良い行為ではないので推奨はしません。

※異論は認めます。