テニスセルフジャッジ超解説

日本テニス協会公認審判員がルールを解説してきます。

㉗セットが変われば、ダブルスのレシーブサイドを変えても良い

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結論:ダブルスのレシーブサイド

「セットが終わり次第、次のセットからはレシーブサイドを変更しても大丈夫です!」

 

実はこれ下記の記事で述べた内容と全く同じです。

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解説①新しいセットからは関係ない

 「新しいセットになったら、前のセットのレシーブサイドは関係ありません。」

 

次のセットからはレシーブサイドを変更しても大丈夫です。

 

解説②レシーブサイドの変更

第1セットのレシーブサイド

Aデュースサイド 

アドバンテージサイド

 

第2セットのレシーブサイド

Aアドバンテージサイド

Bデュースサイド

 

普通はそれぞれ慣れているレシーブサイドがあるので、試合中に変えることはめったにありませんが、何かあった時のために試してみてください。

 

1セットマッチの試合中にレシーブサイドを間違えた場合

 

間違えた状態のままで、そのレシーブゲームは続けなければなりません。」

 

解説③1セットマッチで間違える例

A「たまにはレシーブサイド交代してみよう!俺がアドサイド行く!」

「了解!じゃあ俺はデュースサイド頑張る!」

Aアドサイド デュースサイドで試合開始

 

数ゲーム後のレシーブゲームにて、

Aデュースサイド アドサイド

でプレーしていることに気づいたが、すでにレシーブゲームは始まっており、カウントは15-15だった。

 

解説④ルール

間違えた状態のままプレーを続け、次のレシーブゲームから元のレシーブサイドに戻します」

 

解説⑤よくある勘違い1

気づいた瞬間に元に戻すと、同じ人が2ポイント連続でレシーブしてしまいます。

 

「レシーブの得意な人が2ポイント連続でレシーブする」という悪用を防ぐために、間違えてプレーをしてしまった場合は間違えたサイドのまま、そのゲームを続けます。

 

解説⑥よくある勘違い2

間違えたレシーブサイドで行ったポイントは有効です。

 

時々、間違えたレシーブサイドでプレーをしたら、「そのゲームの最初からやり直す」と思われている方がいますが、 ポイントは有効です。

 

基本的に間違えたらすぐに元の状態に戻すのですが、レシーブサイドは例外となります。

 

次回「フットフォールト多すぎ問題」

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