テニスセルフジャッジ超解説

日本テニス協会公認審判員がルールを解説してきます。

102 公式ルールと思われがちな試合前トスのルール

本日は試合前トスのルールについて、公式ルールと思われている内容について解説します。

①トスをする時は相手のコート側でラケットを回す

自分が「WHICH?」と聞いてラケットを回す場合、相手コート側でラケットを回すことが正式ルールのように思われていますが、そのようなルールはJTAルールブックに記載がありません。

 

②ラケットを回してから「UP or DOWN」と答える

「WHICH?」と聞かれた方はラケットが回されてから「UPかDOWN(スムースかラフ、上か下)」を答えるようによく言われていますが、こちらもルールブックには記載がありません。

 

セルフジャッジにおける試合前トスの正式ルール

記載がないので、試合前トスは自由です。主審がいる場合はコイントスのやり方が記載されているのですが、なぜかセルフジャッジに関しての記載はありません。

 

なぜこれらが正式ルールと言われている?

私の推測ですが、トスで不正を防止するためです。

「UP or DOWN」を聞いてから自分のコート側でラケットを回すと自分に有利な判定にできる可能性もあるので、不正防止のために浸透したのだと考えています。

 

個人的な意見:トスはこれで良い

下記動画のベイビーステップの高木選手みたいに「グリップエンドを隠して相手にUP or DOWNを聞く方法」ラケットも傷つかないし、簡単なので良いと思っている派です。

↓↓0:11~試合前トス


Baby Steps Season 2 Episode 20 ベイビーステップ 第2シリーズ 20 English Sub

※私が肯定しているのは高木選手のトスの方法だけであって、高木選手の横柄な態度は肯定していません。

 

最後に:試合前トスは何でも良い

まとめると、

・相手コート側でラケットを回す

・ラケットを回してから「UP OR DOWN」を答える

は正式ルールではないので、強制力はないということです。

 

自分はあくまでも、「公平&ラケットを傷つけたくない」という観点から「グリップエンドを隠して相手にUP or DOWNを聞く方法」を推奨しましたが、両者が納得するなら何でも良いです。

 

ちなみにあるジュニア大会運営をした時、ジュニア選手がトスの代わりにじゃんけんで決めていましたが、一番簡単で公平な方法かもしれません。笑

 

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