テニスセルフジャッジ超解説

日本テニス協会公認審判員がルールを解説してきます。

73 地域によって違うジャッジのひどさ

なぜ地域によってセルフジャッジのひどさが異なるのか?様々な地域でジュニア大会運営に携わった経験から生まれた疑問を述べます。

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ジャッジがクリーンな地域

とある地域では、セルフジャッジの試合でもジュニア選手は全くジャッジをイモらず、ジュニア選手の保護者も静かに観戦しています。こういう地域では1日中大会運営をしていても、あまりトラブルは起こりません。

※イモる…インをアウトと判定すること

 

地域名を出したいところですが、身バレ防止のためやめておきます。すでに身バレしつつありますが。笑

 

無法地帯の地域

別の地域では、もはや無法地帯です。

・オンライン=アウト

・ライン内側に余裕で入っているボールもアウト

・ジャッジの喧嘩多い

・保護者もコート外から口出しまくり

・大会運営者への(理不尽な)クレーム多い

 

「今日はたまたまトラブルが多かったのかな?」と思いきや、翌年もその翌年も全く同じ状況でした。また、男女全ての年齢カテゴリーでトラブルが多く、「何でこの地域はトラブルが多いんだ?」と疑問に思っていました。

 

運営もお手上げ

ロービングアンパイアにはオーバールールという権限があります。簡単に述べると、選手の判定を覆せる権利のことです。そのため、ジャッジがひどい地域でロービングをした時、私は大会運営責任者に下記の質問をしました。

 

「オーバールールした方が良いですか?」

 

責任者

「それをやると、

何で自分のコートだけオーバールールするんですか!みんなもやっているじゃないですか!』

というクレームが来るから止めてくれ。」

 

と返されました。まさに負のスパイラルです。

 

やられたらやり返せ×

「やられたらやり返せ」

これを主張する方に私から警告させてもらうと、

「やり返した方もルール違反なら罰則を与えますよ?」

ということです。

 

暴言を吐かれたから自分も暴言を吐いた

→両選手コードバイオレーション

 

相手がイモってきたから自分もイモった

→オーバールール(ロービングが判定を覆す)します。

 

つまり、ルールに反したやり返しに得はありません。やり返すならルールを上手く使いましょう!

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