アンダーサーブに関しての巻き起こっている議論やルール解説を行います!
アンダーサーブで観客がブーイング
先日、ATP500:リオデジャネイロでアンダーサーブを使った選手がブーイングを浴びる試合がありました。
実際の映像⬇
Underarm Serves & Arguments: Davidovich Fokina vs Seyboth Wild Drama! | Rio 2020 Highlights
解説①経緯
経緯を詳しく説明しようと思ったのですが、テニスデイリーさんのわかりやすい記事があるので、そちらをご参照ください。サボってすみません。笑
解説②賛否両論:「卑怯」vs「戦術」
不意にアンダーサーブを行うことに対して「卑怯」という意見もあれば、相手の裏をかく巧妙な「戦術」という意見もあります。これはプロの試合でアンダーサーブが行われる度によく発生する議論です。
実際にやられたナダルは不満を述べていますが、フェデラーは「失敗したら恥ずかしいが挑戦自体に問題はない」とも述べています。
解説③アンダーサーブの注意点(ルール)
・ノーバウンドで打つこと(=ワンバウンドさせてからのサーブは禁止)
・レシーバーが構えてから打つこと
このルールが順守できていれば、ルール上問題ありません。特に、相手の不意をつこうとして相手レシーバーが構えていない時に打ってしまうことがよくあるので、もし実行するならレシーバーの構えができてから打つ必要があります。
レシーバーの構えとサーブについては以下の記事で解説しています。⇓⇓
解説④意外と使われているアンダーサーブ
あくまでも私の意見ですが、アンダーサーブが増えているように感じます。数字で見たわけでもない上に、SNSが普及したから目立つようになっただけかもしれませんが。笑
一説によると、キリオスが使い始めたのが原因とも言われています。
2019: Year of the Underarm Serve (Extended Edition)
キリオスのようなサーブの持ち主であれば、相手レシーバーはポジションを下げる傾向があります。そのため、アンダーサーブは戦略の面からみると効果的です。
賛否両論はありますが、ルール上の観点からみると問題はないので、戦術としては有効ですね。
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次回:第2セットは誰からサーブ開始?
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