本日はサービスのトスに関する細かいルールを説明します!
トスに関するルール
トスを上げた後、「サーブを打とうとしたが打てなかった」場合はフォールトであると記載されています。逆に言うと、「打たなかった」場合はフォールトではないということです。
※「打てなかった」と「打たなかった」の定義はルールブックには記載がないので、セルフジャッジで揉めた場合はロービング判断になります。
↓↓ロービングを呼ぶ方法は下記で詳しく解説しています。
aaatennisrule.hatenadiary.jp
解説①フォールトになるケース
・サーブを空振りした場合
・サーブを止めようとしたが、そのままラケットにボールが当たった場合
※記事後半の映像参照
解説②フォールトにならないケース
・トスをラケットでキャッチした場合
・トスを地面に落とした場合
※記事の後半の映像参照
解説③ラケットでトスを上げても良い?
「片手しか使えない選手であれば問題なし」とルールブックには記載されています。
ルールブック2019の14ページに記載されている通り、片手しか使えない選手はラケットでトスを上げても問題ありません。
※「片手しか使えない」の定義も記載されていません。ここからは大会運営の私の意見になりますが、選手本人が「手を痛めているから片手しか使えない」と言えばラケットで上げれます。なぜなら、本当に選手が手を痛めているかわからないからです。
解説④トスのルール解説映像
本当にトスをラケットで掴んだり地面に落としても良いの?と思われている方はこの映像をご覧ください↓↓
・トスをラケットで掴んでも良い→0:15~
・トスを地面に落としても良い→0:24~
・珍しいフォールト→0:27~
「英文」たぶん合ってるはず…
If the server throws the ball up to serve but decides not to hit, he can catch the ball with hand or his racket.
もしサーバーがサーブのためにボールを投げたが、打たないと決めた場合、手やラケットでそのボールをキャッチできる。
All the server can let the ball bounce without any penalty.
サーバーはボールを地面にバウンドさせても良い。ペナルティはありません。
If the server misses the ball when trying to hit it, it is a service fault.
もしサーバーがサーブを打とうとした時にミスした場合、フォールトになる。
解説⑤軟式の場合
ソフトテニスはトスを上げてしまった場合、サーブを打つことを止めたらフォールトになります。つまり、とんでもない方向にトスを投げてしまっても、トスのやり直しができないので打つしかありません。そのため、ソフトテニスから硬式テニスに移行した人はあまり知らない印象があるので、是非教えてあげてください。
解説⑥個人的な意見
硬式テニスもこのルール採用すれば、「トスを何度も上げ直して間を取る」という悪用を防げるのに…と思います。
解説⑦トスの上げ直し回数
↓↓下記の記事で詳しく解説しています。
次回「熱中症でMTOは取れる?」
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