振動止めを落とした場合
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振動止めを落としてもレットをかけることができない
解説①ルール
以前、インプレー中にラケットを落としても落し物としてレットをかけることはできない。と解説しました。振動止めもラケットの一部なので、同じ扱いです。
※「ラケットも振動止めの一部」という記載はルールブックにありません。日本テニス協会にこのルールを問い合わせた時に、説明していただいた表現になります。
解説②振動止めがネットに直撃した場合
タッチネットになる
振動止めはラケットの一部のため、ラケットがネットに当たった場合と同じ扱いとなります。
解説③振動止めが相手コート内に飛んだ場合
ネットに当たってなくても相手コート内に飛んでいくと、ヒンダランス(妨害行為)になるので失点します。自分が相手コート内に侵入したと同じ扱いになるのです。
※相手コート内に体の一部やラケットを踏み入れるとヒンダランス(妨害行為)となり、失点します。 ⇓⇓
Troicki Jumps The Net Miami 2016
ヒンダランスがわからない方は下記の記事参照⇓⇓
解説④現実問題
正直、インプレー中に相手の振動止めが飛んでネットに当たったかどうか、自分のコート内に侵入したかどうかなんて全くわからないと思います。しかし、もしインプレー中に相手の振動止めが飛んでネットに当たっていたら、プレーを直ぐに止めて「タッチネット」とコールしましょう。
ポイント終了後、相手の振動止めが自分のコート内に落ちていることがわかっても、妨害行為にはなりません。ポイント終了後の抗議は無効です。
解説⑤個人的な疑問
解説は以上で終わりですが、振動止めをつけない派の私にとって単純な疑問があります。
それは「外れた振動止め探すの面倒じゃない?」と思います。笑
※あくまでも個人的な感想です。
みなさんがよくつけているのはこのようなタイプが多いです。
しかし、これをつけるなら外れにくい紐タイプやショックバスタータイプにすれば楽だと思います。私はルール的な観点からもこちらを推奨します。
なぜなら、インプレー中に外れた振動止めにボールが当たった場合は失点となるからです。先ほども説明した通り、振動止めはラケットの一部だからです。めったにこんなこと起こりませんが…笑
もちろん、振動止めはデザインや見た目も重要なので、ファッションの一部として楽しむのも良いと思います!
次回「ツーバウンドしたかしてないかで揉めたらどうなる?」
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